2022年9月11日、鯉次郎はFP3級検定(ファイナンシャル・プランニング技能検定)試験を受検しました。
今回の記事は、その体験レポートとなり、反省点なども書いております。
合格発表は、10月24日。これを書いている時点では結果はまだわからない状況ですが、少しでも会場の雰囲気が伝わると良いなと思います。
お金の知識をつけるのが本来の目的でしたが、
受験生気分を味わうのは何とも新鮮でしたね!
申し込み先は、FP協会を選択
FP検定試験の運営元は大きく分けて二つあります。
鯉次郎、今回はFP協会様を選択して申し込み、受検しました。
調べてみると、FP協会の方が問題がオーソドックスで受かりやすいらしいので
日本FP協会によるFP3級の合格率は、
学科が70~80%、実技は80~90%ほど
きんざいによるFP3級の合格率は、
学科が50~70%、実技(個人)は60~80%、実技(保険)は40~60%
FP協会よりもきんざいの方が、問題が専門的で難しいようですね。
また、きんざいは法人による団体申込が多いとのことで、受検者の試験に対するモチベーションが???なのだと考えられます。
かかった費用は?
- テキスト;1,760円
- 問題集;1,650円
- 受検料;8,106円(うち106円は手数料。2022年9月度より、合計2,000円の値上げ)
- 交通費;734円
合計 12,250円。
実は2009年ごろ、鯉次郎はユー◯ャンで当時の6万円くらいのFP3級教材を購入したものの、挫折しています。
仕事が激務だったりして、結局手に付かなかったんですよね。教材は捨てちゃいました。
13年越しのリベンジですね。
準備が9割?
持ち物リストを再確認
- 受験票(本人確認書類に写真が貼付されていない場合、証明写真を貼付)
- 本人確認書類(顔写真付き)
- 筆記用具(HBの鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
- 計算機
- 腕時計 ※音の出るもの、通信機能を有するものは不可。
- スマホ(試験中、電源はOFF)
- 体調管理(例のウイルス対策は万全に)
-
【FP検定】鯉次郎の持ち物・準備リスト(ポンコツ流)
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会場を下見して、経路を五感に刻み込む
今回受検会場として選択されたのは、東京にある「上智大学」様。
事前に下見をし、自宅からキャンパスまでの乗り継ぎ経路と所要時間の確認をしました。
鯉次郎は、ポンコツという自覚を持ち、「試験会場にたどり着くこと」を一大ミッションに、会場までの経路を五感に刻み込みました。
下見は、やって良かった!
これは自信をもって言えます。
やるだけでも心が落ち着きますね。
試験本番は、こんなんでした。
受験生の顔ぶれはまさに「老若男女」。
幅広い年齢層の方々が受検されていました。
午前試験・学科;10時〜12時(120分)
問題数は60問。一問当たり2分で解けば間に合う計算です。
試験開始60分から、途中退出可能でした。
鯉次郎は開始60分で速攻退出し、早めのランチタイムとしました。
昼休憩はロカボで眠気防止。買っててよかったお昼ご飯!
プロテインバーとミックスナッツでサクッとランチを済ませた後は、過去問道場様で実技の演習を20問。
あとは水やコーヒーを飲んだり、Twitterに投稿したり、ボーっとしたり。
上智大学様のキャンパスライフを瞬間的に体験しました。
ちなみにお昼ご飯ですが、当日上智大学様の構内には営業している売店・飲食店はありませんでした。
構内のセブンイレブン、閉まってるやん!
昼飯、用意しといて良かった!
キャンパスから出てフラフラと食べるところを探すためには、四谷駅周辺まで徒歩10分くらいかけて探さねばならない感じでした。
それでは貴重な休憩時間がもったいないですよね。
ランチは手持ち!
午後試験・実技;13時半〜14時半(60分)
途中退出できず、60分間拘束は必須。
20問あるので、一問当たり3分与えられてる計算です。
試験問題の形式
学科、実技ともに共通する特徴は以下の通りです。
- A4の表紙付き冊子。A3をホッチキスで留めたもの。
- マーク塗りつぶし部分は、「みんなが欲しかった問題集」の付録よりも小さかった。競馬くらいかな?
- 後ろに白紙3枚(6ページ分)あり、計算スペースは十分。鯉次郎としては、問題本文の周辺だけで計算スペースは事足りた。
- いくらでも書き込み可能。「持ち帰ってください」とのことでした。
【事件】財布紛失騒動で意識が真っ白に
鯉次郎、やらかしました。
現金58,000円と仕事の大事なメモが入った財布を、会場で無くしてしまったのです。
交番にも届出
試験運営の本部と上智大学様の警備員室にも確認し、四谷駅前の交番にも遺失物の届出をしました。
あーもう財布が見つかる可能性は5%くらいだろうな。
帰宅後、なんとカバンの中から財布が見つかり、一件落着
極めて面倒臭いことになってしまいました。
失意の中帰宅。
カバンを開けると、なんと財布が出てきました。
のわっ!財布出てきた!
会場でカバンを確認したとき、確かに3回くらい探しても見つけられなかったというのに。
試験本番の独特の緊張感にのまれ、精神が正常ではなかったのでしょうか?
この機会に、試験時の持ち物を見直すこととしました。
今思えば、そもそも財布は持って行く必要なかったな。
キャッシュレスで事足りたし。
現金は二千円くらいをスマホケースに入れておけば十分でしょう。
もちろん、翌日、警察の遺失物係に電話。無事見つかったことをお知らせし、謝罪しました。
貴重品、無くしたら困るものは最小限にしよう!
まとめ
- 準備は万端に!持ち物はもちろん、体調管理も大事。
- 会場の下見はやって損はない。緊張しいで方向オンチなら、特に。
- 試験問題は、学科・実技共にA4の冊子。計算スペースは十分。
- ランチは手持ち!売店も飲食店も遠いケースを想定しよう。
- ランチの内容は、ロカボ(炭水化物少なめ)がベター。午後試験の眠気防止にも。
- 貴重品は最小限に。試験に必要なもの以外は、持っていかない方がいい。過剰な現金も、要らないですね。鯉次郎のバカチンみたいに紛失トラブルの可能性が出ます。
以上です!読者の皆様の、試験成功をお祈りします。
余談「完全合格の快感」
ちなみに2022年10月24日、無事学科と実技の「完全合格」を確認しました。
良いですね。「完全合格」という響き。病みつきになりそうです。
また、機会があれば2級にもチャレンジしてみたいと思います。
不器用でも、共に生き残りましょう!
グッドラック!
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