「楽天モバイル、電波悪くない?」──もしあなたが今まさにそう感じているなら、この記事をお読みください。
地下で突然圏外、ビル内で遅い、混雑時に読み込みが止まる…。
実はこれ、“ある共通の原因”さえ分かれば、自分で改善できるケースが多いのです。
しかも、対処は数分で完了するものばかり。
この記事では、電波が悪くなる本当の理由と、今日から試せる解決策を“最短ルート”で解説します。
まずは、電波が悪くなる仕組みから明らかにしていきましょう。
なぜ電波が悪く感じるのか — 技術的&環境的要因(初心者向けの解説)

楽天モバイルを使っていると「場所によって急に遅い」「屋内で弱い」「他社よりつながりにくい気がする」と感じる人は少なくありません。
しかし、これは“楽天だけの問題”ではなく、電波の特性・基地局・端末など複数の要因が重なって起きる現象です。
ここでは初心者でも理解できるように、つながりを左右する要素を分かりやすく解説します。
周波数(高周波/低周波)の違いと電波到達特性(なぜ地下やビル内に弱いのか)
スマホの電波は「周波数帯」によって届きやすさが大きく変わります。
- 高い周波数(3.7GHzなど)
→ データ速度は速いが、障害物に弱く、地下や建物内に入りにくい - 低い周波数(700〜900MHz帯)
→ 遠くまで届き、屋内にも入りやすい。いわゆる“プラチナバンド”
楽天モバイルは2023年に 700MHz帯(Band 28) の割り当てを受け、現在エリア拡大中です。
ただし700MHzの帯域幅は広くなく「今すぐ全国どこでも改善」には至りません。
これは他社も同じで、低周波帯は貴重資源のため、増設にも時間がかかるという背景があります。
基地局カバーの空白(カバレッジホール)と利用者集中による過負荷
楽天は急速に基地局を増やしているものの、場所によっては以下が発生します。
- 狭いエリアの“穴”(カバレッジホール)に入ると急に圏外に近くなる
- 駅・イベント・商業施設などで利用者が一気に増えると速度が落ちる
- 郊外や建物密集地では、そもそも基地局の密度が不足している場合がある
とくに「昼休み・帰宅ラッシュの時間帯」は混雑しやすく、他社でも遅くなる傾向があります。
楽天の場合は周波数帯の割り当てが少ない事情もあり、過負荷が起きると影響が大きく見えやすいのが特徴です。
端末側の問題(対応バンド、SIM設定、古い機種、ネットワーク設定)

実は“電波が悪い”原因の多くが、端末側にあります。
- 楽天の主要バンド Band3・Band18/26(ローミング)・Band28 に対応していない
- 他社モデルを流用していて“楽天最適化”されていない
- ネットワーク設定が古い状態のまま(APN・キャリア設定更新)
- 物理SIMの接触不良
- 古いAndroid/iPhoneで電波処理が遅い
特に中古端末では「対応バンド非対応」がよく起きます。
“端末側の問題”という盲点を疑うだけで、解決につながるケースは非常に多いです。
ローミングやパートナー回線の影響(場所によって繋がる/繋がらない差)
楽天はエリアによって KDDI回線(auローミング) へ自動的に切り替わります。
- ローミング中 → つながりやすいが速度は控えめ
- 楽天回線 → 高速だが、場所によっては弱いことがある
とくに建物内で「突然つながる/つながらない」の差を感じるのは、端末が自動でバンドを探して切り替えているためです。
「駅ナカだけ遅い」「自宅だけ弱い」というケースは、この影響を受けている可能性が高いです。
最短5分でわかる「どこが悪いか」簡易チェック(場所/端末/SIM)
ステップ1:別の場所で同端末を試す(屋外の開けた場所)
家の中だけ遅いなら「建物の影響」。
外でも遅いなら「エリア or 端末」の可能性が高いです。
ステップ2:速度計測(Speedtest推奨) — 測定時刻を記録
- 朝
- 昼(12〜13時は特に重要)
- 夜
1日3回測るだけで、混雑による遅さかどうかが分かります。
ステップ3:機内モードON/OFF、再起動、SIM差し替え
バンドの掴み直しが行われ、改善することがあります。
ステップ4:eSIM⇄物理SIM、デュアルSIM設定の確認
デュアルSIMの場合「優先設定」が誤っていると楽天回線を掴みにくくなります。
ステップ5:別の端末で同じSIMを試す(端末依存の判定)
別のスマホで高速 → 端末が原因
どの端末でも遅い → 場所 or 回線が原因
特にiPhone SEや古いAndroidでは、楽天のバンド最適化が弱い例があります。
検証時に必ず記録すべきログ(場所/時刻/アンテナ表示/測定値)
改善依頼を出す際、「証拠ログ」があると対応がスムーズになります。
以下をメモしておきましょう。
▼コピーして使えるログテンプレ(自由に貼り付けOK)
【楽天モバイル電波状況ログ】
・場所:____市 ____町
・建物:屋内/屋外/地下
・日時:2025/__/__(__:__)
・アンテナ表示:__本
・速度(下り/上り):___Mbps/___Mbps
・端末:iPhone __/Android(機種名)
・SIM:eSIM/物理SIM
・メモ:つながらない・遅い・アプリだけ遅い など
このログを数日集めるだけで、改善依頼の精度が格段に向上します。
また、自分の利用環境で“何が問題か”を冷静に判断できるようになります。
現場別の具体的な改善手順
楽天モバイルはエリア拡大が急速に進んでいますが、場所によって「急に圏外」「遅くなる」と感じることがあります。
これは地下、鉄道、ビル内など“電波の物理的に届きづらい場所”で顕著に現れます。
ここでは、利用シーン別に“今日すぐ使える”改善方法をまとめました。
地下・地下鉄で繋がらない時の対処(現地・事前対策)

地下はどのキャリアでも弱くなりがちですが、楽天はBand3中心のため到達しにくい傾向があります。
▼現地でできる対処
- 機内モードON → 5秒 → OFF
→ もっとも効果の出やすい“バンドの掴み直し” - Rakuten Linkを起動したままにする
→ 電話・SMSはインターネット経由で繋がりやすくなる - 端末の「5G固定」をOFFにする
→ 地下では4Gの方が安定しやすい
▼事前にできる対策
- 路線によっては駅構内Wi-Fiに自動接続ON
- eSIM利用者は“プロファイル再取得”(更新で改善することがある)
地下鉄は“駅ごとに”電波状況が異なるため、速度アプリで記録しておくと改善依頼の精度が上がります。
ビル・ショッピングモールで圏外のとき(屋内対策)

屋内は壁材や構造によって電波が吸収されやすく、とくにBand3は不利です。
▼まず試す手順
- 店内Wi-Fiに接続 → LINEや決済アプリだけでも通信可能になる
▼補足:ショッピングモール特有の注意点
- 多人数が一斉にSNS・動画を利用するため“混雑による速度低下”が起きやすい
- au回線ローミングへ切り替わるまでに時間がかかることがあり、一旦機内モードにして解除(再接続)が有効
朝夕の満員電車・イベントで遅いとき(混雑対策)
満員電車・ライブ・花火大会などは、どのキャリアでも“過負荷”が発生する環境です。
▼すぐにできる対策
- 動画の画質を「自動」→「低」に変更(YouTube/Netflix)
- ブラウザのキャッシュを削除
- アプリのバックグラウンド更新をOFF
- データ節約モード(iPhone/Android)をON
位置情報ゲーム・SNSライブ配信は特に遅くなるため、事前に画質を落とすだけで快適になります。
【参考記事】キャッシュとは?ブラウザキャッシュの基本知識。削除方法も解説
特定地点で不安定な場合(長期対策)→Rakuten Casa

特定の部屋・職場・自宅だけ弱い…。
そんな場合、楽天公式の Rakuten Casa(屋内用小型基地局) が最強の改善策です。
▼Rakuten Casaの特徴
- 室内に“専用の楽天基地局”を設置できる
- 光回線を使うため、屋内でも安定した電波を提供
- 費用0円(条件あり)
- iPhoneでもAndroidでも利用可能
▼誰が申し込める?
- 自宅インターネット(固定回線)がある人
- 楽天モバイル契約者
- 設置場所の所有者 or 管理会社の了承が取れる人
▼申請方法(簡単)
- 公式ページでログイン
- 自宅の住所・回線情報を入力
- 本体が自宅に届く → 電源・LANケーブルで接続
- 数時間で自宅エリアが改善
“部屋の中だけ極端に弱い”人には、最もコスパの良い選択です。
ただし「賃貸で設置位置が限定される」など条件はあるため、事前にチェックすると安心です。
端末・設定周りの詳しいチェック項目

楽天モバイルの電波問題は、実は“端末側の設定ミス”が原因であることが非常に多いです。
ここでは初心者でも迷わないよう、重要ポイントだけに絞って解説します。
対応バンド確認(自分の機種がBand28等プラチナバンドに対応しているか)
楽天の電波を最大限掴むには、以下の対応が必須です。
- Band3(メイン帯)
- Band18/26(auローミング)
- Band28(プラチナバンド・屋内強い)
中古スマホ・海外版モデルはBand28非対応が多く、
「家の中だけ弱い」問題の典型パターンになっています。
VoLTE / Rakuten Link / Wi-Fi通話の使い分け(通話品質改善策)
通話品質が悪い場合は、以下の順で試すと改善しやすいです。
- Rakuten Link(基本)
→ データ通信が安定していれば高品質 - VoLTE通話(キャリア通話)
→ 電波が弱い場所でも繋がりやすい - Wi-Fi通話(VoWi-Fi)
→ 屋内の決定打。自宅なら最優先
おすすめ設定
- ネットワーク設定 → 4G優先
- APNを「Rakuten」で設定(初期設定時、海外でSIM購入時)
- 機内モードON→OFFで掴み直し
【参考記事】APN設定とは?iPhone・Android™の設定方法やできないときの対処法を解説
【楽天モバイル 電波】改善の最新状況・将来の見通し・乗り換え判断まで完全ガイド

楽天モバイル側の取り組みと今後
「このまま改善されるの?」「いつ良くなる?」
楽天モバイルの電波に不安を抱く最大の理由は、“改善スピード”が見えにくいことです。
ここでは、公式発表をもとに“現実的な期待値”を整理します。
プラチナバンド(700MHz帯)導入の状況と期待効果(公式発表のまとめ)
楽天モバイルは2024年に 700MHz帯(Band28)=プラチナバンド の商用提供を開始しました。
これにより以下のメリットが期待できます。
- 屋内・地下での電波が大幅に改善しやすい
- 壁や床を貫通しやすく、ビル内でも“圏外”が減る
- エリアの底上げに効果があり、地方の弱い地域にも波及
ただし注意点もあります。
- プラチナバンドは帯域幅が狭く、“速度アップ”より“繋がりやすさ”に寄与
- 国内すべてのエリアへ即反映されるわけではない
- 端末がBand28に対応している必要がある
特に「中古・海外版iPhone」「格安Android」はBand28非対応が多いため、
“エリアが良くても自分の端末では改善しない”という現象が起こります。
今後の改善スピードの目安と、読者ができる長期的な選択
楽天は“屋内弱い問題”をプラチナバンドと基地局増設で改善中ですが、
全国一律で即改善とはいきません。
▼改善スピードの実感目安
- 都市部:2〜6ヶ月スパンで改善体感が出やすい
- 地方:半年〜1年スパンでじわじわ良くなる
楽天は設備投資額を公表しており、2025年にかけて“屋内強化”が重点。
そのため、ビル内・地下の改善は今後さらに進む見込みです。
▼読者が今できる選択肢
- 待つ(プラチナバンド対応端末がある人)
- 機種変更(Band28対応スマホへ)
- Rakuten Casa設置
- サブ回線(IIJmio・povo等)を併用する
- 電波が決定的に悪い地域は乗り換え検討
“待っても改善しない地域”が存在するのも事実なので、
見切りの基準も次章でご紹介します。
それでも改善しない場合の“次の一手”(乗り換え検討・補償相談の実務)
前章でご紹介した改善方法でも、改善しない!
そんな時のための、「次の一手」をご紹介します。
カスタマーサポートに伝える

楽天モバイルのカスタマーサポートに、伝えてみましょう。
改善要望を出す際は、以下の情報が揃っていると対応がスムーズです。
▼伝えるべきポイント
- 住所(丁目まで)
- 発生場所(屋内/屋外/駅名/ビル名)
- 発生日時(朝・昼・夜)
- 端末情報(型番/OS/バンド対応)
- 速度(下り/上り/Ping)
- 行った対処(機内モード、再起動、SIM再挿入 等)
▼コピーして使えるテンプレ
【電波状況の報告】
- 場所:〇〇区〇〇1-2-3(屋内/2階)
- 日時:平日 12:30
- 速度:下り1.2Mbps/上り0.8Mbps/Ping 95ms
- 端末:iPhone SE3(Band28対応)
- 試したこと:機内モードON/OFF、再起動、APN確認
- 症状:昼のみ極端に遅い
補償/解約・乗り換えを検討;チェックリスト(違約金・MNPのタイミング等)
楽天モバイルは解約金0円ですが、注意点があります。
▼チェックリスト
- MNP転出手数料:0円
- 解約金:0円→ただし契約1年以内での解除は、1,100円(税込)がかかる
- Rakuten Linkの無料通話:終了後は他社で代替必要
- ポイント付与キャンペーンの途中解約 → 条件未達に注意
乗り換える場合は、
「月末に乗り換えると二重請求リスクが減る」
という実務的なコツも覚えておくと安心です。
【参考記事】楽天モバイル MNPは月末が最強! 旧キャリアとの二重払い期間を極力避ける方法
FAQ(みんなが気になるギモンに回答)

地下で繋がらない → なぜか?すぐできる対処は?
- 理由:Band3は地下に届きにくく、基地局密度も影響
- 対処:機内モードON/OFF、Rakuten Link常時起動、駅構内Wi-Fi利用
- 根本解決:プラチナバンド整備が進めば、改善の望みあり
【参考記事】楽天モバイルが地下でつながらない時の原因と、対処法
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楽天モバイルが地下で圏外に?原因とネ申対処法を徹底解説!
続きを見る
プラチナバンドで本当に直るのか?
- 直る可能性が高いのは「屋内・地下・ビル内」
- ただし、以下の場合は効果が出ない。
- 端末がBand28に対応していない
- 提供エリア外
Rakuten Casaは誰でももらえるのか?
- 楽天回線ユーザー
- 光回線あり
- 設置場所の許可がある
→ この条件を満たせば申込可能。
マンションでも設置できるケースがある。
端末が古い場合はどうする?
- まずBand3/18/28対応か確認
- 非対応なら“どれだけ待っても改善しない”
- 2〜4万円台のAndroidでも対応モデル多数
“電波問題の半分は端末問題”と言っていいほど、機種は重要です。
【参考記事】楽天モバイルプラチナバンド対応機種一覧(楽天モバイルのプラチナバンドとは?より)
まとめ
楽天モバイルの電波が「悪い」と感じる原因は、場所・時間帯・端末設定の3つに大きく分かれます。
特に、地下・ビル内・混雑時はどのキャリアでも弱くなりやすく、楽天はプラチナバンド拡大中のため、地域によって差が残るのが実情です。
まずは自分の環境で「何が原因か」を切り分けることが最短の改善につながります。
重要ポイント
- 地下・屋内・混雑時は電波が弱くなりやすい(楽天は改善中だが地域差あり)
- まずは「場所・端末・設定」を分けて原因を特定する
- 機内モードON/OFF・再起動・SIM設定の確認は最初に試すべき対処
- 端末がBand28(プラチナバンド)対応かの確認は非常に重要
- Rakuten Casa や Wi-Fi通話を併用すると屋内環境は大きく改善
- どうしても改善しない場合は、測定ログをまとめてサポートへ相談する
- 乗り換えの前に「二回線併用」でリスクを最小化する選択肢もある
今日できることから、まず一つ試してみてください。
通信プランについて、ほかの記事はこちら!
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【楽天モバイルなど】鯉次郎のガジェットブログ
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