上司は理不尽に怒るし、顧客も変なクレーム出してくる。
生きにくい世の中ですね。
あなた、マジで生きすぎなんですよ。
もっと「意識低い系」を目指して、ラクに生きましょ。
オススメの本があるので、どうぞ。
社会という「戦場」では意識低い系が生き残る
【元自衛隊】「ぱやぱやくん」とは
ここでは、本書の著者「ぱやぱやくん」について軽く調べたことを書きます。
「ぱやぱやくん」は「さん」を付けると違和感あるので敬称略で行かせていただきます。
防衛大学校卒の元陸上自衛官。退職後は会社員を経て、現在はエッセイストとして活躍中。名前の由来は、自衛隊時代に教官からよく言われた「お前らはいつもぱやぱやして!」という叱咤激励に由来する。著書に『飯は食えるときに食っておく寝れるときは寝る』(育鵬社)、『陸上自衛隊ますらお日記』『今日も小原台で叫んでいます残されたジャングル、防衛大学校』(以上KADOKAWA)など。
『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』巻末プロフィールより
X (旧Twitter)で大活躍
ぱやぱやくんは、X (旧Twitter)でも発信されており、フォロワーは29万人を超えています。
鯉次郎はいつも、「面白くて有益だなあ」と感動しながら読んでおります。
一言一言が、鯉次郎の心に刺さってくるのです。
性格が似ているのかな?
それを差し引いても、この方の文章力は実にすごいと思います。
YouTube出演もされています
お笑いコンビ「さらば青春の光」が司会進行をつとめるYouTube番組「この本ダレが書いとんねん!」にも出演されていたので、ここに貼っておきます。
面白かったので、本の紹介を読んだらあとでじっくり見てみてください。
シャイな中にも、一本筋の通っておられるように思えます。
自衛隊経験が豊富で、エピソードが面白い。
魅力的なお人柄がわかりますね。
本書の特徴
【貴重】自衛隊の訓練シーンが頻繁に登場
ぱやぱやくんは、豊富な自衛隊経験があります。
そのため、例え話に自衛隊の訓練シーンがよく出てきます。
民間人の鯉次郎にとって、普段接点のない自衛隊の日常に触れることができ、読後の満足度は高まりました。
親身で、かつ現実的なアドバイス
ぱやぱやくんは、心の優しい方だと思います。
かといって読者やフォロワーを慰めるだけではなく、現実に「こうしたらいい」という有益なアドバイスを発信されています。
「辛い時こそ、心を無にする」の使い所
本書の「さいごに」において、ぱやぱやくんは「辛い時こそ、心を無にする」ことを説いています。
辛いことを意識的に考えないようにすることで、心がラクになるということです。
ただし、ぱやぱやくんはそこに注釈を補足しています。
それは、
「辛いことの先に希望がない時、本当に辛い時は逃げても良い」
ということです。
「本当に命を捧げても良い」と思うところを探して、そこで戦えば良いのです。
それが見つかるまでは、力を抜いてテキトーに生きる。
生き延びれば、本当に大切なことに本気になれる。
これが、ぱやぱやくんの「意識低い系のすすめ」なんですね。
鯉次郎が見習いたいポイント
マジになるな
ぱやぱやくんいわく、
「この世は茶番で満ちている。マジになると、マジに傷つく。だからもっとテキトーでいいよ。」
言われてみればその通りだと思います。
真剣勝負をして失敗した時、この世の終わりみたいな気持ちになっていました。
もっとテキトーにやっていきたい。
肩の力が抜け、かえって良いパフォーマンスが出せる時があるんじゃないでしょうか?
「心の防空識別圏」を設定する
ぱやぱやくんは、「人間関係に早期に白黒つけることはせず、まずは防空識別圏を設定して判断しよう」と語ります。
この部分を、鯉次郎は取り入れてみようと思います。
防空識別圏とは、各国が領空とは別に独自に設定しているライン。
そこに入ってきた飛行機などに対して「攻撃の意図の有無」を判断し、警告したり緊急発進(スクランブル)準備したりする。
怒られやすく、なめられやすい鯉次郎。
今まで悪意のある人間に散々痛い目に合わされてきました。
付き合う相手を早期に「敵」だと判断して、誰も彼もシャットアウトする癖ができてしまいました。
今後はシャットアウトする前に、ワンクッションとして「猶予期間」を設けたい。
まずは自然体で付き合いながら、様子をみる。
そうすることで、もしかしたら味方になってくれる人も出てくるかも知れませんからね。
シャットアウトを判断するのは、相手が「明らかに有害だ」という証拠が揃ってからでも遅くはないでしょう。
まとめ
- 鯉次郎イチオシのライター「ぱやぱやくん」、SNSでもご活躍されています。
- 本書には豊富な自衛隊経験に基づいたエピソード・例え話が満載。
- ぱやぱやくんの教えに従って、鯉次郎ももっと肩の力を抜いてテキトーにやります。
ぱやぱやくんの、他の著書も読んでいきたい!
「ますらお日記」は自衛隊の珍エピソード満載で面白そうですね。