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格安SIMが普及していない本当の理由|データと口コミで徹底解説!

「なぜ格安SIMは、こんなに安いのに広まらないのか?」

スマホ代を月3,000円以下に抑えられる格安SIM。節約したい人にはまさに“夢の選択肢”のはず…。
それなのに、なぜ多くの人は未だに大手キャリアにこだわり続けるのでしょうか?

実はそこには、安さだけでは覆せない“リアルな不安”や“後悔の声”が隠されています。
この記事では、総務省の統計データからユーザーの本音コメントまでを徹底調査。
格安SIMが普及しない本当の理由を、データと口コミ(体験談)の両面から深掘りします。

知らずに飛びつくと後悔するかも。逆に「知っていれば得をする」格安SIMの真実、今すぐチェックしてみませんか?

格安SIMの普及率は?データで見る“意外な現実”

日本の格安SIM普及率はわずか〇%?総務省の統計から読み解く

総務省のサイトより引用
格安SIM(MVNO)の契約比率は17.0%(2025年3月末時点)

総務省が発表した「令和6年度 電気通信サービスの契約数とシェア」によると、格安SIM(MVNO)の契約比率はわずか17.0%(2025年3月末時点)

スマホ料金の節約ニーズが高まる中、10人に1~2人しか格安SIMを使っていないというのは意外な数字ではないでしょうか?

格安SIMの普及率は、年々増えてる傾向にはあるようですけどね。
それでも、「まだまだだな」という印象です。

実際の“口コミ”をチェック|大手キャリアへの出戻りも

統計資料で、格安SIMが思ったほど普及していないという実態は分かりました。

次に、口コミをチェックしてみましょう!

SNSや価格.comでのユーザー不満まとめ

価格.comやX(旧Twitter)では、

  • 「速度が遅すぎて昼は使い物にならない」
  • 「カスタマーサポートが全然つながらない」

といった不満が多数投稿されています。

「やっぱり戻した」「ここが我慢できない」の声

  • 「3ヶ月我慢したけど、結局ドコモに戻した」
  • 「やすさより安定性。仕事で使うならムリ」

――このような「戻る組」の声は、実際の使い勝手の悪さを如実に物語っています。

大手キャリアに長年慣れているユーザーにとって、
通信品質は「良くて当たり前」という感覚があることは、
不満を覚える一つの背景でしょうね。

「使えるまで3日かかった」など開通遅延体験談

一部では、

  • 「SIMを入れ替えたのに圏外」
  • 「サポートに連絡しても繋がらず、開通まで3日かかった」

といったトラブル体験も。

「使えない期間が発生する」という事実が、より慎重な判断を呼びます

「スマホ会社変えます、最初の3日は通話できない環境です」
これ、どう思います?

そう言われると、確かに契約には躊躇するよね。
常識人のAさん
常識人のAさん

口コミを分析|世間が格安SIMを「選ばない」ワケを推察

価格.comの、格安SIMの口コミをのぞいてみると色々見えてきました。

特にネガティブな口コミがあったとき、ユーザーは不安を覚えるのではないでしょうか?

この章では、口コミを総括し、世間の大多数が格安SIMを選ばないワケを推察してみました。

品質に対する不信感―「安かろう悪かろうじゃないの?」と思う心理

月額1,000円台で本当に使えるの?

この疑念は根強く、格安SIM=品質が劣るというイメージが拭えません。

特に、通信速度の遅さや不安定さを心配する声は多く、乗り換えをためらう理由となりえます。

途切れ・遅延への恐怖―生活を支える通信への不安

格安SIMでは、昼休みや通勤時間帯に通信が遅くなる“混雑時間帯問題”が頻発。

LINEやキャッシュレス決済が使えないといった口コミを読むと、ユーザーは「日常生活への支障あり」と判断するでしょう。

この推察をもとに、次章では「格安SIMが普及しない理由」を考えてみました!

実態と口コミを受けて|「格安SIMが普及しない5つの理由」

【総括】ネガティブな口コミの拡散が普及のブレーキに

格安SIMに関心を持つ人の多くが、まず最初に目にするのは「通信費が安くなる」という魅力的なメリットです。

しかし、その一方で目立つのが「使ってみたら思ったより不便だった」という利用者の声。

こうしたネガティブな体験談がSNSや口コミサイトで可視化されることで、格安SIMへの不安感を強め、普及のブレーキとなっているのが実情です。

ネガティブな口コミが積み重なることで、「格安SIM=上級者向けで、手間がかかる」という印象が広がり、結局のところ“手間をお金で買いたい”層には敬遠されてしまっています。

格安SIMが普及しない理由を、
5つにまとめてみました。

理由1;【通信速度・品質広告と現実とのギャップ

公式サイトでは「高速通信対応」をうたっていても、実際の速度は大手キャリアより明らかに遅いことも。

特に動画視聴やテザリングではストレスを感じるという声もあり、数字と体感にギャップがあります。

速度がとにかく遅い、混雑していない時間帯で楽天が4Gで60 Mbps以上出ているところ5Gで15 Mbps程度です。(IIJmioユーザーの声

理由2;キャリアメール・ID検索など“当たり前”が使えない

格安SIMでは「○○@docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えません。

さらに、LINEのID検索も年齢認証が通らないため利用不可。“今までできていたことができない”ことにストレスを感じやすいです。

ちなみにですが、キャリアメールはなくても今の時代どうにかなります。
LINEのID検索も、代替手段はあります。
双方について、過去に書いた記事がありますので、あわせてチェックしてみて下さい。

【関連記事】キャリアメールはなくてもどうにかなる

キャリアメールなしで本当に生活できる?【結論:ほとんどの人にとって問題なし】

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【関連記事】LINEのID検索の代替手段

格安SIMでLINEのID検索はできない?条件・制限・代替手段を解説!

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理由3;店頭サポートや実店舗の有無

大手キャリアには全国に店舗がありますが、格安SIMは「オンライン限定」か一部の家電量販店のみ。

困ったときに聞ける人がいない不安が敬遠の要因に。

理由4;複雑すぎるプラン設計と選びにくさ

「3GB/月で○○円」「音声通話あり/なし」など、プランが細かすぎて選びにくいのも特徴。

さらに、乗り換え時のSIMロック解除やAPN設定など、手間が多く、初心者にはハードルが高いです。

理由5;契約・乗り換えの煩雑さと心理的なハードル

「MNP予約番号?」「SIMの入れ替えってどうするの?」
こうした不安が、「なんだか面倒そう…」という心理に変わり、結局そのままキャリアを継続してしまう人も多いのです。

現状維持が、結局一番ラクですよね。
物事を大きく変えるのって、肉体的にも心理的にもシンドイものです。

シンドさを乗り越えた先に、通信コストダウンを享受できる。
…っていうのは頭では分かっていても、中々踏み込めないよね。
常識人のAさん
常識人のAさん

【お節介な提案】他社と差別化!「格安SIMの普及」につながる3つの条件

ちょっとお節介なのですが、本章では格安SIM各社の視点に立ち、どうすればもっとユーザーが増えるのか?

『「格安SIMの普及」につながるための3つの条件』と題して提案してみました。

ユーザー満足を得るための、条件はこの3つ!

テキトーなことは言っちゃだめだよ!
くれぐれも!
常識人のAさん
常識人のAさん

条件1;最低限の品質保証(速度・通話・エリア)

格安SIMでも「通信速度〇Mbps保証」「混雑時間帯も安定」といった一定基準を公表することが普及の鍵

不安を減らすために、品質保証の明示をすると良いでしょう。

条件2;実店舗オープン or わかりやすいオンライン支援

Y!mobileやUQ mobileのように、実店舗を設けるのはいいですね。

また、チャットや電話サポートのサービス制度を強化したりすることで安心感を提供し、信頼を集められるでしょう

条件3;選べるプラン設計 + トラブル後のフォロー体制

選択肢を増やしつつ、「迷ったらコレ!」という分かりやすいプランも必要。

よくわからないときは、Googleで
「◯◯(格安SIMの会社) おすすめ」で検索して、
上位に出た情報を見てみると良いです。

また、トラブル時にすぐ相談できる窓口があることで、長期的な顧客満足につながります

たとえばmineoのユーザーサポートページは、よくまとまっていて良いと思います。

ユーザー視点での、スマホプラン戦略的選択ガイド

今度はまたユーザーサイドに視点を戻します。

鯉次郎くん、とにかくアレだよ、
安くて、通話品質が良くて、サポートがしっかりしてる会社はないのかね?
常識人のAさん
常識人のAさん

でしたら、「サブブランド」をオススメします。

「サブブランド」は、安心×安さの「ハイブリッド型SIM」

近年は、ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)のサブブランド(例:UQ、Y!mobile、ahamo)が人気です。格安SIMと同じくらい安価で、大手キャリアと同等の品質を持ち、「安心と節約のバランス型」として注目されています。

格安SIMは、どういう人にオススメできる?

すべての人に格安SIMが向いているわけではありません。
以下に当てはまる人には向いています:

  • 日中あまりスマホを使わない
  • 月3〜10GB以下で十分
  • オンライン契約・初期設定に抵抗がない
  • 通話よりデータ通信重視

反対に、通信の安定性・対面サポートが必須な人には不向きかもしれません。

【参考記事】格安SIM「向いている人」「向いてない人」について

こちらの記事では、最後の【結論】のパートで、
格安SIMに「向いてる人」「向いてない人」についてまとめております。
ぜひごらんください。

格安SIMやめた…その理由と後悔しないための選択肢

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楽天モバイルはどうなのか?(使用感問題なし、料金にも納得)

この記事の筆者・鯉次郎は楽天モバイルを実際に使っております。

結論、
使用感はほぼ問題なし(首都圏住まい)。
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【楽天モバイル】スマホ2台持ちでできること!活用術と便利な使い方

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「これだけは!押さえておきたい」SIM快適度ざっくりチェックリスト

  • 利用エリアでの通信速度レビュー確認
    (例;Google検索で「世田谷 IIJmio 通信速度」などで調べる)
  • 店舗の有無
  • 電話サポートの有無
  • MNP・初期設定サポートの充実度
  • 自分の使い方(月の通信量・通話頻度)に合っているか

まとめ:格安SIMが「普及しない」現実を受けて、私たちはどうする?

格安SIMはコスパに優れた選択肢である一方、「品質への不安」「サポート体制の不十分さ」「契約の煩雑さ」など、多くの壁が普及を妨げています。

この現実を受けて私たちは、どのように通信プランを選べば良いのでしょうか?

格安SIMのメリットデメリットを理解し、自分にとっての必要条件と照らし合わせて吟味することが大切ではないでしょうか。
その結果、「大手キャリアを継続する」という選択をすることになっても、あなたご自身納得できると思います。

格安SIM選びにおいては、「安さ」だけに飛びつくのはオススメしません。
「自分に合った通信環境」を見極め、総合的に判断することが、後悔しないために大切でしょう。

満足のいくスマホライフをお過ごしください!

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  • この記事を書いた人

天王寺 鯉次郎

◆昭和57年大阪の泉州エリア出身、関東在住。 ◆不器用でも、もっとラクに生きよう。どうすればこの厳しい世の中を生き抜けるのか?日々悩み、失敗し、恥をかき、もがいております。 ◆ポンコツなおっさんの、人生サバイバル追求ブログです。体験(失敗)談や、読んだ本の紹介などしております。 ◆勉強して、お金に強くなり、老後の不安を解消したいです。 ◆コツコツが実り、日商簿記2級と2級FP技能士検定に合格しました。 資格勉強のことも書いていきます。 ◆詐欺を見極める力を養いたいです。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています

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