毎月のサブスク料金、気づけば想像以上に家計を圧迫していませんか?
「たった数百円だから」
「無料トライアルだから」
と始めたサービスが積み重なり、月1万円以上を“気づかぬ固定費”として払い続けている人は少なくありません。
この記事では、サブスクをやめたほうがいい具体的なサインや、やめる前に確認すべきチェックポイントまで徹底解説します。
「解約すべきか迷う…」
「固定費をもっと減らしたい…」
そう感じた今こそ、あなたのサブスク生活を見直す絶好のタイミングです。
【前段階・関連記事】サブスクの使いすぎ・契約しすぎの見直しはこちら!
そのサブスク、やめる?やめない?
を判断する一つ前の段階「見直し」について語っております。
本記事と、一部重複があります。
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気づかぬ浪費をSTOP!サブスク使いすぎ見直し術
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本当に「やめたほうがいい」サブスクの特徴6選

使っていない・忘れていたサービス
「気づいたら1年放置していた」サブスクは典型的なムダです。
例:ニュースアプリの有料版、使わないフィットネス配信など。
利用履歴がゼロに近いサービスは即解約候補です。
機能が重複しているサービス
音楽アプリを2つ契約、クラウドストレージを複数契約……。
重複カイゼンのコツは「同ジャンルを一覧にして1つだけ残す」こと。
必要以上に似たサービスを抱えるのは非効率です。
自動更新で気づかないまま継続しているもの
「無料トライアル終了後に課金開始」
「年払いの自動更新」
などに要注意。
メールやカード明細を確認し、「自動で更新されていた」サービスは洗い出して解約を検討しましょう。
時間を奪うだけで満足度が低いコンテンツ系
動画・ゲーム・SNS系のサブスクは、楽しんでいるつもりでも「気づけば夜更かし」「自己嫌悪」というケースも。
時間コストに対して満足度が低いなら“時間泥棒”サービスです。
鯉次郎もたくさん泥棒されています。
家族やチームで共有すれば不要になるもの
動画や音楽、クラウドは「ファミリープラン」や「グループ共有」で十分な場合があります。
個別契約を続けるのは大きなムダです。
サポートやアップデートが打ち切られたソフトウェア系
古いアプリやソフトの有料版は「サポート終了」になっているケースも。
セキュリティリスクが高くなるため、解約して最新の代替サービスに切り替えるべきです。
カテゴリ別「やめたほうがいい」判定一覧(動画/音楽/学習/クラウド等)
動画配信(重複・視聴時間が少ない場合)
Netflix・Amazonプライム・Disney+など、複数加入している人は「結局ほとんど観ていない」ことが多いです。
1か月で2作品以下なら解約候補に。
まずは無料のTVerやYouTubeで代替可能か、確認していきましょう。
音楽配信(コストを抑える最適化案)
Apple MusicやSpotifyをフル活用していないなら見直し対象。
プレイリストをダウンロードしておけば解約後も一部は聴けます。
無料版+YouTubeのプレイリスト+配信の単品購入などを組み合わせればコストを抑えられます。
学習サービス(学習効果・コスパで測る)
「月額1,500円で3か月ログインしていない」なら完全に無駄。
学習効果(達成度・試験合格率)を測り、費用に見合っていないなら即解約。
代替としてはYouTube講座や図書館学習を検討しましょう。
まずは、その学習サービスに手を付けているかどうかを見てみましょう。
簿記・FP・証券外務員などの金融系資格は、YouTube利用で合格する人が多い印象です。
鯉次郎も、簿記2級ではYouTubeにかなり助けられました。
【独学】ポンコツなオッサンが簿記2級ネット試験に合格!持たざる者の戦い方・前編(実力錬成;基本のインプット&アウトプット)
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クラウド・ストレージ(無料枠で代替可能か)
有料クラウドを契約していても、実際には無料枠で十分な場合があります。
Google Driveは15GB、iCloudは5GB無料。
外付けHDDで代替できるなら有料プランは解約してOKです。
ツール系(業務効率効果があるかのチェックポイント)
タスク管理や翻訳などのツールは「仕事の成果がどれだけ上がったか」で判断。
使わずに放置しているならすぐに解約。
どうしても必要な場合も、無料版や買い切りプランで代替できないか確認しましょう。
やめたときに起こる“副作用”とその対策
データ消失・履歴喪失のリスク→あらかじめバックアップしよう

サブスクを解約すると「今まで保存してきたデータ」や「利用履歴」が消えてしまうケースがあります。
たとえばクラウドストレージを解約すれば写真や書類が消失する可能性があり、学習アプリをやめれば学習履歴が初期化されることも。
これを防ぐには、解約前に必ずデータを自分のPC本体や外付けHDDへバックアップしましょう。
Google TakeoutやDropboxのエクスポート機能などを使えば、一括で安全に保存可能です。
【参考記事】Googleフォトの写真と動画をtakeoutを使って簡単にエクスポートする方法
また、履歴を残しておきたい場合はスクリーンショットやCSVエクスポートでの記録もおすすめです。
【参考記事】何気なく使ってるCSV形式ってなに?Excel(エクセル)との違いからインポートの注意点まで解説
ビジネスツールをやめると生産性が下がる→代替策はコレ

ビジネスツールを解約すると
「タスク管理が乱れる」
「勉強の習慣が途切れる」
といった副作用が出やすいです。
代替策としては、無料で使えるGoogleカレンダーやTrelloなどのツールを導入し、最低限の管理体制を維持することが重要です。
学習については、サブスク型アプリをやめてもYouTubeの専門チャンネルや図書館の書籍を活用すれば、コストをかけずに学び続けることが可能です。
大切なのは「習慣の維持」であり、有料サービスに依存しない仕組みを整えることです。
【参考記事】タスク管理ツール 「Trello(トレロ)」 を3年間使い倒してみた!~導入時に大切な3つのこと~
メンタル面の問題(孤独感・サブスクロス)→防ぐ工夫はコレ

サブスク解約で意外に多いのが「楽しみが減って孤独感を感じる」ケースです。
特に動画や音楽サービスをやめると、日常のリフレッシュ手段を失うことがあります。
この副作用を避けるには、無料で利用できる代替手段を用意するのがポイントです。
たとえばSpotifyの無料版、YouTube、ポッドキャスト、ラジオアプリなど。
さらに「見る・聞く」以外の新しい趣味(料理・散歩・図書館利用)を取り入れると、生活に彩りを戻せます。
サブスクは「娯楽の柱」になりがちなので、代わりの柱を意識的に育てましょう。
…と書いた鯉次郎ですが、
YouTubeプレミアムに加入しております。

すみません、これはどうしても外せないのです。
YouTubeの広告は見たくないんですよ。
やめる前に“休止・代替・共有”を有効に使おう
一時停止/休止機能の活用(どのサービスが対応か)

Netflixなど一部のサービスは「休止機能」があり、最長数か月利用を止められます。
「また使うかも」と迷うなら、まずは休止で様子を見るのが安全です。
無料プラン・廉価版へのダウングレード

完全にやめる前に「無料プラン」や「安価プラン」へ移行するのも有効です。
例:クラウドストレージを有料から無料枠へ、音楽アプリを広告付き無料版へ。
「冷静に考えれば、最低限の機能でいいや!」
という方には、ダウングレードをおすすめします。
【参考記事】【個人向け】容量無制限クラウドストレージ!無料・有料おすすめ7選
共有・家族プランに移すメリットと注意点

同居家族やチームと共有できるプランに移行すれば、1人あたりの負担を大幅に削減可能。
ただし「誰が支払いを管理するか」を明確に決めることがトラブル回避のポイントです。
残りは全部、あなたにお願いするわ。

はい、わかりました。
…とまあ、こんな感じで決めておくのもいいですね。
再契約や残す場合の“賢いルール”と「サブスクレビュー」
再契約のベストタイミング(キャンペーン・年額の活用)
サブスクを一度やめても、再契約は簡単です。むしろ「解約→再契約」を戦略的に行えばコストを下げられます。
- 新規キャンペーンはリピーターも対象になることがある
- 年額プランは月額より安いケースが多い
- 再契約は繁忙期や試験期の直前にするのがベスト
「使うときだけ契約」「年額割を狙う」——この2つで出費を最適化できます。
残すならルール化:利用者・支払者・レビューの明文化
解約しないサブスクについても、ルールを決めることでムダを防げます。
- 誰が使うか明確にする(家族内の重複を防ぐ)
- 誰が支払うか決める(割り勘のトラブル回避)
- 3か月に1度レビューする(惰性で払い続けない)
特に「誰も使っていないのに課金だけ続く」問題は、ルール化で防げます。
3か月に1度の「サブスクレビュー」チェックリスト

サブスク固定費の最適化は、3か月ごとにレビューして、棚卸しするのが理想です。
チェックリスト例:
- 今月、使った回数は?
- 無料や代替手段で代用できないか?
- 家族やチームと共有しているか?
- キャンペーンや割引を見直したか?
このリストをExcelやスプレッドシートで記録すれば「惰性払い」を防ぎ、継続的に固定費を減らせます。
【これで安心】よくある懸念にアドバイス

「試験や繁忙期だけまた使うから…」→ 再契約のコツ
「今は不要だけど、試験期や仕事の繁忙期にはまた使いたい」という理由で解約をためらう方は多いです。
実際、サブスクの多くは「再契約が簡単」で、むしろ休止しておくほうが賢明です。
コツは以下の3つです。
- 必要な時期をカレンダーに記録しておく
- 再契約時は「学割」「初月無料」「新規キャンペーン」を再度利用できるか確認
- 解約前に「お気に入りリスト」や「ダウンロードデータ」をエクスポート
この3点を押さえれば、「必要なときだけ安く使う」ことが可能になります。
「解約でデータやポイントが消えるのでは?」→ 安全な移行法
「サブスクを解約すると、ポイントやデータがすべて消えるのでは?」と不安になる方もいます。
実際にはサービスごとにルールが異なるため、事前の確認が重要です。
- 動画配信:視聴履歴は残るが、マイリストは消える場合あり → スクショ保存を推奨
- 音楽配信:ダウンロード楽曲は聴けなくなる → 必要な曲は購入版に切り替え
- クラウド系:解約後30日間はデータ復旧できるケースが多い → 早めの移行を
「消える前に移す」が鉄則です。公式FAQやサポートに問い合わせてから解約すれば安心できます。
まとめ
サブスクは便利でお得に見えますが、使い方を誤れば「知らぬ間にお金と時間を奪う存在」になりかねません。
本記事で解説した内容を振り返ると、次のポイントが重要です。
- 利用頻度が低いサブスクは即解約候補
月1回以下の利用なら、都度払いに切り替えたほうが得になることが多い。 - “なんとなく継続”は危険サイン
具体的な利用目的が思い浮かばないサブスクは費用対効果が低い。 - やめる前にバックアップを確認
写真・音楽・データが消えないように整理してから解約する。
サブスクを見直すことは、ただの節約ではなく「本当に必要なものを見極める」ための行動です。
本当に必要なものだけを残すのは簡単ではありません。
それでも、時には腰を据えて見直すだけでも意味があると思います。
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